12日の人出 東京・大阪など増加 前の4週間の土日や祝日と比べ

緊急事態宣言が出されている東京や大阪などの12日の人出は、前の4週間の土日、祝日と比べて増加する地点が多くなっています。

NHKは、IT関連企業の「Agoop」が、利用者の許可を得て個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報のデータを使って、緊急事態宣言が出されている10の都道府県の主な地点の人の数を分析しました。

分析した時間は、日中が午前6時から午後6時まで、夜間が午後6時から翌日の午前0時までです。

それによりますと、12日の人出は、前の4週間の土日、祝日の平均と比べて、
▽渋谷スクランブル交差点付近は、日中は13%増加、夜間は4%の減少、
▽東京駅付近は、日中は17%増加、夜間は7%増加、
▽名古屋駅付近は、日中は24%増加、夜間は30%増加、
▽大阪梅田駅付近は、日中は35%増加、夜間は46%増加、
▽神戸市の三ノ宮駅付近は、日中は12%増加、夜間は30%増加、
▽京都駅付近は、日中は39%増加、夜間は38%増加などと、
東京や関西の3府県、それに愛知県では増加した地点が多くなっています。

そのほか、
▽札幌駅付近は日中は9%増加、夜間は10%増加、
▽岡山駅付近は日中は7%増加、夜間は8%の減少、
▽広島駅付近は日中は17%の減少、夜間は18%増加、
▽博多駅付近は日中は56%増加、夜間は37%増加、
▽那覇市の県庁前駅付近は日中は31%の減少、夜間は60%増加、
などとなっています。