菅首相が独メルケル首相と会談 “安全保障 協力強化を”

イギリスを訪れている菅総理大臣は、ドイツのメルケル首相と会談し、新型コロナウイルス対策や気候変動などの課題で連携していきたいという考えを伝え、両首脳はインド太平洋地域における安全保障分野などでの協力を強化していくことを確認しました。

イギリスを訪れている菅総理大臣は、G7サミットの2日目の討議を前に、ドイツのメルケル首相と、日本時間の夕方、20分余り会談しました。

この中で、菅総理大臣は、新型コロナウイルス対策や気候変動などの課題に立ち向かうための国際秩序の形成に向け、連携していきたいという考えを伝えました。

また、安全保障をめぐり、ことし夏にインド太平洋地域にドイツ軍のフリゲート艦が派遣されることを踏まえ、菅総理大臣は「ドイツによるインド太平洋へのコミットメントを歓迎する」と述べたのに対し、メルケル首相は「インド太平洋地域はドイツにとっても重要な地域だ」と応じ両首脳は、安全保障分野などでの協力を強化していくことを確認しました。

さらに、両首脳は中国を含む東アジア情勢やロシアなどへの対応についても意見を交わしました。

そして、菅総理大臣は、東日本大震災の発生からことしで10年となったことに触れ、EU=ヨーロッパ連合による日本産食品への輸入規制の撤廃に向け、ドイツの協力を求めました。