長崎県 大規模な会場でのワクチン接種 2か所始める 新型コロナ

長崎県は、新型コロナウイルス対策として、12日から大規模な接種会場での集団接種を始めました。予約が低調なため、65歳以上の高齢者に加え、すでに接種券が届けられている64歳以下の希望者も受け付けることになりました。

長崎県は、新型コロナウイルス対策として、長崎市にある県庁と佐世保市の宿泊施設「サンパーク吉井」にワクチンを接種する大規模な会場を設け、12日から接種を始めました。

このうち、県庁では12日午前10時から受け付けが始まりました。

会場では長崎大学病院と県の医師会から派遣された医師5人が問診を行ったあと、医師と看護師合わせて8人が高齢者にワクチンを接種していました。

また、長崎県の中村知事もみずから予約をしたうえで、接種を受けていました。

県内の2つの大規模な接種会場での予約が低調なため、65歳以上の高齢者に加え、すでに接種券が届けられている64歳以下の希望者も受け付けることになりました。

接種を受けた長与町の69歳の男性は「かかりつけ医での予約がまだ始まっていなかったので、大規模会場で予約をした。受け付けから30分くらいで終わったのでスムーズだった」と話していました。