ロシアのスパイ容疑で逮捕の男「米の宇宙開発の文献も渡した」

在日ロシア通商代表部の職員に渡す目的を隠して、軍事技術などに関する文献を不正に入手したとして逮捕された神奈川県座間市の70歳の男が「アメリカの最新の宇宙開発に関する文献も渡した」などと供述していることが、捜査関係者への取材でわかりました。

座間市の無職、宮坂和雄容疑者(70)は、おととし、在日ロシア通商代表部の職員に渡す目的を隠して、論文などのコピーを提供するサービスに会員登録し、軍事技術などの文献を不正に入手したとして逮捕されました。

これまでの調べによりますと、この文献を渡した在日ロシア通商代表部の40代の男性職員は、ロシアの情報機関員とみられ、宮坂容疑者は調べに対し容疑を認めたうえで「およそ30年にわたって15人ほどのロシア人に文献を渡していた」などと供述しているということです。

その後の調べで「依頼を受けて、アメリカの最新の宇宙開発に関する文献も入手して渡した」などと供述していることが、捜査係者への取材でわかりました。

具体的には「X37B」と呼ばれるアメリカ宇宙軍の無人宇宙機や、民間企業が開発していた小型スペースシャトルに関するものだということです。

警察は詳しいいきさつを調べています。