英ジョンソン首相 東京五輪開催への支持表明 菅首相との会談で

G7サミット=主要7か国首脳会議のため、イギリスを訪れている菅総理大臣は、議長国・イギリスのジョンソン首相と会談し、ジョンソン首相は、東京オリンピック・パラリンピックについて「成功を確信している」と述べ、開催への支持を表明しました。

イギリスを訪れている菅総理大臣は、日本時間の11日夜8時前から、G7サミットの議長国・イギリスのジョンソン首相と、30分余り会談しました。

この中で菅総理大臣は「2年ぶりに対面でのG7サミットを実現させたジョンソン首相のリーダーシップに敬意を表する」と述べたうえで、新型コロナウイルス対策や気候変動などの課題に立ち向かう国際秩序の形成で連携したいという考えを伝え、ジョンソン首相は、同意する考えを示しました。

また、菅総理大臣は、イギリスの最新鋭の空母などのインド太平洋地域への派遣や日本への寄港を歓迎する考えを示し、両首脳は、両国や多国間での共同訓練の実施に向けた調整を加速することで一致しました。

一方、菅総理大臣は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定をめぐり、イギリスの加入に向けた手続きの開始が決まったことを歓迎し、ジョンソン首相は、協定の議長国を務める日本の役割に謝意を示しました。

さらに、菅総理大臣は、東日本大震災の発生からことしで10年となったことに触れたうえで、日本産食品の輸入規制を撤廃するよう求め、ジョンソン首相は「真剣に検討したい」と応じました。

一方、両首脳は、インド太平洋をはじめとした法の支配に基づく国際秩序の実現で一致したほか、中国を含む東アジア情勢について率直な意見交換を行い、拉致問題を含む北朝鮮への対応で引き続き協力していくことで一致しました。

そして、ジョンソン首相は、2012年のロンドンオリンピックの際に務めていたロンドン市長としての経験を紹介しながら「東京オリンピック・パラリンピックの成功を確信している」と述べ、開催への支持を表明しました。

また、2025年の大阪・関西万博への参加も表明しました。