インドで広がっている変異ウイルス 東京で新たに13人確認
東京都は、新たに13人がインドで確認された変異ウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
これで、この変異ウイルスの感染が確認された人は都内で合わせて63人になりました。
東京都は、都の研究機関の検査と国立感染症研究所の解析で、10代と20代の男女9人と、40代から70代の男女4人の合わせて13人が、インドで確認された変異ウイルスに感染していることを新たに確認したと発表しました。
都が1日に確認した人数としては、これまでで最も多くなりました。
13人のうち10代の男性3人は、この変異ウイルスでのクラスターが発生した中学校の生徒です。
また、13人は全員、海外渡航歴がなく、このうち7人は今のところ感染経路が分かっていません。
都の担当者は「一部の人は市中感染の可能性があるが、どの程度広がっているかは今後の状況を注視したい」と話しています。
これで、この変異ウイルスの感染が確認された人は都内で合わせて63人になりました。