石川県 飲食店への時短要請解除へ 13日で重点措置解除受け

石川県は新型コロナウイルスの対策本部会議を開き「まん延防止等重点措置」の適用が、今月13日の期限で解除されることを受けて、県が独自に出していた緊急事態宣言の解除を決めました。これに伴い、石川県内の飲食店への営業時間の短縮要請を解除することとなりました。

政府は10日、「まん延防止等重点措置」の適用から、13日をもって石川県を対象から外すことを決めました。

石川県は、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、県内の感染状況が比較的落ち着いた状態で推移しているとして、感染状況のステージを「感染拡大警報」レベルから「感染拡大注意報」レベルに引き下げることを決めました。

そして、「まん延防止等重点措置」の適用が13日で解除されることから、県が独自に出していた緊急事態宣言を、13日をもって解除することを決めました。

これに伴い、14日以降は、県内の飲食店に要請していた営業時間の短縮についても解除することになりました。

谷本知事は「『石川緊急事態宣言』が解除されるからといって、コロナ前の生活に戻るわけではないので、新しい生活様式の定着の徹底をする必要がある。リバウンドを防ぐためにも基本的な感染対策を徹底し、事業者にはガイドラインを守ってもらうなど、引き続きしっかりと取り組んでもらいたい」と述べました。