トヨタ“2035年にCO2排出量実質ゼロ実現”目標大幅に前倒し

トヨタ自動車は、生産の技術革新を加速し、2035年には二酸化炭素の排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルを実現するという新たな目標を打ち出しました。2050年としていた当初の目標を大幅に前倒ししています。

トヨタ自動車は11日、生産現場での脱炭素の取り組みについてオンラインで会見し、車の組み立てやエンジン製造など自社工場で二酸化炭素の排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルを2035年に実現するという新たな目標を打ち出しました。

もともとは2050年の達成を目指していましたが、大幅に前倒ししています。

水素や再生可能エネルギーの利用を増やすほか、二酸化炭素の排出が多い塗装の工程を見直すなど技術革新を進めて達成するとしています。

政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする目標を掲げていますが、最近はパナソニックが2030年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする計画を打ち出すなど、大手企業で早期の達成を目指す動きが相次いでいます。

岡田政道執行役員は「カーボンニュートラルは、ものづくりを根本から見直す機会を与えてくれるもので、アイデアを駆使した技術開発などさまざまなチャレンジをしていく」と述べました。