災害時など船舶を活用した医療提供体制の整備を推進 法律成立

大規模な災害や感染症が発生した場合に備え、船舶を活用した医療提供体制の整備を進めるための法律が11日の参議院本会議で全会一致で可決・成立しました。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、自民党や立憲民主党などの超党派の議員連盟は、船に病院の機能を持たせた「病院船」の導入を求めています。

こうした中、大規模な災害や感染症が発生した場合に備え、船舶を活用した医療提供体制の整備を進めるための法案が、先月、衆議院災害対策特別委員長の委員長提案の形で国会に提出され、11日の参議院本会議で全会一致で可決・成立しました。

法律では、医療提供のために使う船舶を国や独立行政法人が保有することや、政府に対し、船舶を活用した医療提供体制の具体的な計画を策定することなどを求めています。

政府は「病院船」の新たな建造について、これまで具体的な検討は進めていないものの、自衛隊の艦船を活用した医療提供体制の整備には取り組むことにしています。