ワクチン職域接種 日本航空と全日空 14日から前倒し開始へ準備

日本航空と全日空は、新型コロナウイルスのワクチンの職域接種を、1週間前倒して今月14日から開始することになりました。

新型コロナウイルスワクチンの職域接種の申請受け付けが今月8日から始まり、日本航空と全日空は、国内外を結ぶ公共交通機関として、接種を早く進めようと準備を進めています。

その結果、接種にあたる医療従事者の確保や、社員のシフトの調整のめどが立ち、国とも調整して、1週間前倒して今月14日から接種を開始することになりました。

このうち日本航空は、羽田空港にある会社の会議室などで、はじめは一日300人程度を想定して、国際線の運航に従事するパイロットや客室乗務員などから接種を始めるということです。

グループ会社も含めると、およそ3万6000人に接種することを想定しているということです。

また、全日空は準備が整いしだい、できるだけ早く接種を始めるとしています。

対象は国際線の乗務員などからで、グループ会社を含めると4万8000人余りに接種することを想定しているということです。