少子化社会の国際調査 “子どもを生み育てやすい国” 日本38%

政府が11日の閣議で決定した、ことしの「少子化社会対策白書」では、子どもを生み育てやすい国だと思うかを尋ねた国際調査で「そう思う」と答えた人が、日本は38%で、フランスなどと比べて低くなっていることなどが紹介されています。

ことしの「少子化社会対策白書」では、日本、フランス、ドイツ、スウェーデンの4か国の20歳から49歳の男女を対象に、昨年度、5年ぶりに行われた少子化社会に関する国際調査の結果が紹介されています。

この中で「子どもを生み育てやすい国だと思うか」と尋ねたところ「とてもそう思う」「どちらかといえばそう思う」と答えた人を合わせると、
▽スウェーデンが97%、
▽フランスが82%、
▽ドイツが77%だったのに対し、
▽日本は38%にとどまっています。

また、小学校に入学する前の子どもの育児について「もっぱら妻が行う」「主に妻が行う」と答えた人を合わせると、
▽スウェーデンが4%、
▽ドイツが35%、
▽フランスが37%だったのに対し、
▽日本は58%と、唯一、半数を超えています。

内閣府は「子育てしにくいという意識の背景には、職場環境や育児の負担感など複数の問題がある。経済的支援なども含め、環境整備に取り組みたい」と話しています。