節分の豆をのどにつまらせ4歳児死亡 事故報告書まとまる 松江

去年2月、松江市の認定こども園で当時、4歳の男の子が節分の豆をのどにつまらせ死亡した事故について、市の検証委員会は「施設では誤えんの危険性の認識が欠けていた」とする報告書をまとめたことがわかりました。

消費者庁は事故を受けて豆などを食べさせないよう呼びかける年齢を引き上げていて、報告書でも「豆まきや餅つきなどを行う場合は常に子どもの安全を見守る職員を配置する必要がある」と提言しています。

去年2月、松江市の認定こども園で節分の行事に参加していた当時、4歳の男の子が豆をのどにつまらせ死亡しました。

再発防止策などを検討してきた専門家などでつくる市の検証委員会は、このほど報告書をまとめたことが関係者への取材で分かりました。

それによりますと、施設では3歳未満の幼児には豆を食べさせないようにしていたものの、そのほかの園児は豆を食べたり豆まきをしたりしていて「3歳以上でも誤えんの危険性があるという認識が欠けていた」と指摘しています。

そのうえで再発防止に向けて
▽豆だけでなく、ぶどうやミニトマト、餅など誤えんのリスクの高い食材や食事の方法について職員全員が知識を共有することや、
▽豆まきや餅つきなど、食を伴う保育を行う場合は常に子どもの安全を見守る職員を配置することなどを提言しています。

委員会では来月、松江市に報告書を提出する予定です。

今回の事故を受けて消費者庁は「豆を食べさせないで」と呼びかける年齢をそれまでの「3歳ごろ」から「5歳以下」に引き上げ、豆菓子のメーカーでも商品の注意書きを具体的な記載に変更する動きが出ています。