みずほ銀行の藤原頭取 月内辞任で調整 システム障害2週間で4回

2週間足らずの間に4回のシステム障害を起こしたみずほ銀行の藤原弘治頭取が責任を明確にするため、月内にも辞任する方向で調整に入ったことが分かりました。

みずほ銀行は、3月中旬までの2週間足らずの間に4件のシステム障害を立て続けに起こし、最も規模が大きかった2月末のシステム障害ではATMからキャッシュカードや通帳を取り出せず、その場で長時間待たされた人が相次ぎました。

これを受けて親会社の「みずほフィナンシャルグループ」は、当初予定していた藤原弘治頭取が4月1日付けで交代する人事をいったん取り消し、原因の究明と再発防止の徹底にあたってきましたが、関係者によりますと、一連のシステム障害の責任を明確にするため藤原頭取が月内にも辞任する方向で調整に入りました。

藤原頭取は、当初の人事で予定していたみずほ銀行の会長への就任も取りやめるということです。

この問題を巡っては、障害が相次いだ原因や組織の管理態勢などを調べている第三者委員会が来週にも調査結果を公表する方針で、これに合わせて、みずほは幹部らの処分について公表することにしています。

また、金融庁は、一連のシステム障害で多くの利用客に影響が及んだ事態を重く見ており、みずほへの検査結果を踏まえ、行政処分を出す方向で検討を進めています。