川崎市 濃度薄いワクチンを6人に接種か 抗体不十分おそれ

川崎市は、10日行われた新型コロナウイルスのワクチンの集団接種で、6人に通常より濃度が薄いワクチンを打った可能性が高いと発表しました。

川崎市によりますと10日、麻生区の麻生市民館で行われたワクチンの集団接種で、昼の休憩までに145人にワクチンを打ったあと確認したところ、ワクチン6回分が余っていることが分かりました。

市が調べた結果、生理食塩水で薄めたワクチンを容器から注射器に移したあと、担当者が誤って同じ容器に再び生理食塩水を入れ、濃度が薄いワクチンを6人に打った可能性が高いということです。

この6人は、特定できていないということです。

市によりますと、濃度が薄いワクチンを接種した場合に健康被害が生じる可能性はないということですが、十分な抗体ができないおそれがあるということで、市は、145人全員に連絡し、2回目の接種を受けた後に抗体検査を行うことにしています。

市によりますと、会場では希釈する前と後のワクチンがトレーの上で混在していたということで、今後、置き場所を分けるなど再発防止に図ることにしています。