菅首相 “与野党の枠を超えて憲法改正議論進める必要”

おととし亡くなった中曽根元総理大臣が会長を務めていた新しい憲法の制定を目指す団体が大会を開き、ビデオメッセージを寄せた菅総理大臣は、与野党の枠を超えて憲法改正の議論を進める必要があるという認識を示しました。

おととし11月に101歳で亡くなった中曽根元総理大臣は、生前、超党派の国会議員らでつくる「新憲法制定議員同盟」の会長を務めていて、10日は中曽根氏が亡くなってから初めての大会が憲政記念館で開かれました。
大会には、安倍前総理大臣や、長男の中曽根弘文 元外務大臣らが出席し、冒頭、全員で黙とうをささげました。

大会にビデオメッセージを寄せた菅総理大臣は「現行憲法の時代にそぐわない部分などを改正していくことは当然ではないか。緊急時に国民の命と安全を守るため、国家や国民がどのような役割を果たしていくべきか、憲法にどのように位置づけるかは、極めて重く大切な課題だ」と指摘しました。

そのうえで「自民党は自衛隊の明記や緊急事態対応など4項目についてたたき台をすでに示しており、与野党の枠を超えて建設的な議論を重ね、国民の理解を深めていくべきだ。憲法改正をライフワークとしてこられた、中曽根氏の遺志を胸に、共に頑張ろう」と述べました。