兵庫 川西市 高齢者ワクチン2回目接種 最大約3週間前倒しへ

兵庫県川西市は、新型コロナウイルスのワクチン接種の体制を拡充した結果、当初の予定より日程を前倒しできることになったとして、予約を済ませた高齢者に対し、当初より最大で3週間ほど早く接種日を指定していくことになりました。

これは、川西市の越田謙治郎市長が記者会見をして明らかにしました。

それによりますと、ワクチンの接種を歯科医師にも依頼するなどして体制を拡充した結果、希望する市内の高齢者およそ4万2000人を対象にした接種を、当初予定していた8月下旬ではなく、7月末までに完了させるめどがたったということです。

このため、2回目の接種の予約が8月となっていた高齢者1万3000人余りに対し、最大で3週間ほど前倒しして接種日を指定し、郵送で通知することになったということです。

日程が合わない場合は調整して変更するほか、接種日の前倒しに気付かなかった高齢者などには、市から連絡を取って予約を取り直すということです。

越田市長は「1秒でも早く、1人でも多く接種したい」と話しています。