総務省接待問題 武田大臣 職員に第三者委調査への協力を指示

衛星放送関連会社「東北新社」の外資規制違反問題を検証した第三者委員会が、総務省職員の調査への対応を批判したことについて、総務省の幹部は、参議院総務委員会で、第三者委員会が今後行うNTTの接待問題などの調査に職員が協力するよう、武田大臣から指示があったことを明らかにしました。

東北新社の外資規制違反問題の検証を行った総務省の第三者委員会は先週「総務省側が当時から違反を認識していた可能性が高い」としたうえで、総務省の多くの職員が調査に対し「覚えていない」という発言を繰り返したなどと批判する報告書をまとめました。

これについて、総務省の原官房長は、参議院総務委員会で「委員会の指摘は、大変遺憾に思っている。武田総務大臣から、今後の検証作業に一層万全の協力を行うよう改めて指示があった」と述べ、第三者委員会が今後行うNTTの接待問題などの調査に職員が協力するよう、大臣から指示があったことを明らかにしました。

一方、総務省の内部調査で新たに確認された違法な接待の大半が、東北新社とNTTグループだったことについて、原官房長は「東北新社は、衛星放送業界にずっと携わってきた幹部社員から、定期的に会食を持ちかけられたことが大きかったと思う。NTTグループは、通信政策で大きな役割を果たしていて、意見交換が有意義だということで会食の回数が多くなった」と説明しました。