“作りたての牛丼をドローンで” 実証実験

ドローンを使った新しい物流の仕組みを検討しようと、作りたての牛丼をドローンに載せて5キロ余り離れた建物まで運ぶ実証実験が行われました。

この実証実験はドローンの設計などを手がける東京のベンチャー企業と牛丼チェーンの※吉野家などが共同で行いました。

実験では、公園に駐車したキッチンカーで調理した牛丼をドローンに載せ、海の上を通過して、5キロ余り離れた病院の屋上まで運びます。

ドローンは食品を安定して運ぶため胴体に収納できるよう設計されていて、およそ15分で病院の屋上に到着しました。

運ばれた牛丼は具材などが崩れることもなく、早速看護師がランチとして味わいました。
牛丼チェーンの河村泰貴社長は、「ドローンで運ぶことでコストや配達時間も減らせてデリバリーをさらに便利にできると思う」と話していました。

実験を行ったベンチャー企業は今後ドローンの操作性などをさらに検証し、外食の宅配や医薬品の搬送など新たな物流の開発につなげたいとしています。
ベンチャー企業「エアロネクスト」の田路圭輔CEOは、「デリケートな食品を安定して運ぶことができればあらゆる物を運べる。積み込みなど一連の作業もさらに効率的にできるよう検証していきたい」と話しています。

※吉野家の「吉」は「土+口」