バイデン大統領 イギリスで演説 “欧州各国との関係修復する”

アメリカのバイデン大統領はG7サミット=主要7か国首脳会議に出席するために訪れているイギリスで演説し、トランプ前政権のもとでぎくしゃくしていたヨーロッパ各国との関係を修復すると訴えました。

バイデン大統領は9日、G7サミットに出席するため初めての外国訪問先となるイギリスに到着し、現地に駐留するアメリカ軍の兵士を前に演説しました。

この中でバイデン大統領は今回の外国訪問について「アメリカが戻ってきたことを明確に示す。世界の民主主義国家は最も困難な問題に力を合わせて向き合っていく」と述べ、トランプ前政権でぎくしゃくしてきたヨーロッパ各国との関係を修復すると訴えました。

一方、ホワイトハウスで安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官は記者団に対し、G7サミットでバイデン大統領が新型コロナウイルスのワクチンの提供を発表するとの見通しを示したうえで、ほかの国々にも協力を働きかけることを明らかにしました。

ロイター通信など複数のメディアは、バイデン大統領がワクチン5億回分をおよそ100の国々に提供すると発表する見通しだと報じていて、中国やロシアが積極的にワクチン供給を行う中、同盟国や友好国と連携してこれに対抗するねらいもあるとみられます。