サッカー ウクライナ代表の新ユニフォームにロシアが反発

サッカーのヨーロッパ選手権に出場するウクライナは、ロシアに併合されたクリミアを含んだ地図がデザインされた新しいユニフォームを発表しました。これにロシアが反発し、ユニフォームのデザインをめぐっても両国の対立が深まっています。

ウクライナのサッカー連盟は今月11日に開幕するヨーロッパ選手権に出場するチームの新しいユニフォームを発表しました。

国旗にちなんで黄色と青色が基調となっているユニフォームには、7年前にロシアに併合されたクリミアを含んだ地図がデザインされています。

ゼレンスキー大統領は8日、このユニフォームを持った自身の写真などをインスタグラムに投稿し「このユニフォームは特別なものだ。クリミアは、ウクライナだ」と強調しました。

これに対してロシアのプーチン大統領は9日に放送された国営テレビのインタビューで「クリミアの人たちなどの意思が無視されている」と批判し、ロシア外務省のザハロワ報道官も「ありえない幻想を作り出す描写で必死の芸術だ」とSNSに書き込むなど反発しています。

ロシアとの対立が深まる中、ゼレンスキー大統領は来月アメリカを訪れてバイデン大統領と会談し、NATO=北大西洋条約機構の加盟に向けて協力を求めるなど、ロシアに対抗する姿勢を強めていくとみられます。