菅内閣で初の党首討論 各党の反応は

菅総理大臣と野党党首による、初めての党首討論が行われました。討論を受けて、各党の党首などの反応です。

維新 片山共同代表「菅首相 やっぱり『答弁風』に」

日本維新の会の片山共同代表は、記者会見で「菅総理大臣は、事前に答弁を用意している部分については、わりと丁寧に答えていたが、やっぱり『答弁風』になってしまっていた。党首討論は自分の考えをぶつけ合う場であり、あれではダメだ」と述べました。

国民 玉木代表「菅首相は正しい現状認識と危機感ない」

国民民主党の玉木代表は、記者団に対し「感染拡大の防止と経済社会活動の再開を、いかに両立させるかという建設的な議論をしたいと討論に臨んだが、菅総理大臣には正しい現状認識と危機感がなく、非常に残念だ」と述べました。

また、内閣不信任決議案の扱いについて「ちゅうちょなく提出すべきだと申し上げてきたが、それが確信に変わった。仮に衆議院の解散を打たれた場合は、経済財政政策の転換を大きな柱にして選挙を戦いたい」と述べました。

共産 志位委員長「菅首相 かみ合った議論から遠く ひどい答弁」

共産党の志位委員長は、記者会見で「率直に言って、菅総理大臣は、真面目にかみ合った議論をしようという姿勢からはほど遠く、ひどい答弁だった。国民の命を危険にさらしてまでオリンピックをやる理由や意義がどこにあるのか聞いたが、一切答えられなかった。大会は中止するしかないということが、はっきりした論戦だった」と述べました。

自民 下村政調会長「野党側の質疑 気迫なかった」

自民党の下村政務調査会長は、記者会見で「菅総理大臣は十分に準備して臨み、質問にしっかり答えている印象だった。野党側の質疑は、菅総理大臣を追い込むような気迫を持ったものではなかった」と指摘しました。

そのうえで、菅総理大臣が、ワクチン接種を希望する人すべてが10月から11月にかけて終えられるよう取り組む考えを示したことについては「1日100万回を超える接種が実績としてでてきている。根拠のある現実可能な発言だ」と述べました。

一方、野党側が内閣不信任決議案を提出した場合の対応について「菅総理大臣が衆議院の解散に打って出る決断をすれば、直ちに決戦に臨む決意は常に持っている」と述べました。

公明 山口代表「菅首相 冷静に落ち着いて語っていた」

公明党の山口代表は国会内で、記者団に対し「菅総理大臣は、冷静に落ち着いて言うべきことをきちんと語っていた。また、生のことばで、前回の東京オリンピックの印象や経験した感動を国民に率直に伝える場面があってよかった」と述べました。

一方「枝野代表は内閣不信任決議案を出すための作文のおさらいをしているように聞こえた。政府・与党としては、国会を会期で閉会したうえで、今後の推移を見極めながら補正予算案を編成するかどうか検討していく姿勢だ。枝野氏の主張には具体的な提案がなく、やや無理がある」と指摘しました。