大規模接種センターでも“暑さ対策” 屋外にミスト噴射装置

各地で厳しい暑さとなる中、政府が設置した新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターでは、屋外にミストを噴射する装置を設置するなど、暑さ対策を取って接種が続けられています。

政府の大規模接種センターは、東京と大阪の両会場を合わせて、1日に1万5000人に接種できる体制で接種が進められていて、東京の会場には連日、1万人近くが訪れています。

東京の都心でことし初めて真夏日となった8日、東京の会場では、受け付けが行われるプレハブのそばや付き添いで来た人が待機するスペースに、ミストを噴射する装置が合わせて6台設置されました。

また、接種が行われる合同庁舎の中では、エアコンに加え大型の送風機が設置されていて、先月の開設時点では38台だった送風機を、今は50台に増やして暑さをしのいでもらっているということです。

千葉県八千代市から訪れたという79歳の女性は「電車で来ましたが、暑いので、最寄り駅からは涼しいところを歩いてきました。ほとんど待つことはありませんでしたが、特に私のような高齢者はしっかり暑さ対策をとって来たほうがいいと思いました」と話していました。

自衛隊東京大規模接種センターの河野修一接種隊長は「この暑さなので、接種に来た人が外で長い時間待たずにすむよう、時間帯によって受け付けにあたる人の数を増やすなど柔軟に対応したい。『1日1万人接種』という目標を達成できているので、このまま頑張りたい」と話していました。

今月14日から27日までの予約に空き 東京で8割余 大阪で7割余

防衛省によりますと、政府の大規模接種センターで8日までに接種を受けた人は、東京・大阪の両会場を合わせておよそ20万5000人と20万人を超えました。

一方、7日から受け付けを始めた今月14日から27日までの2週間分の予約は、9日午後5時の時点で、
▽東京会場では、14万件の予約枠のうち、8割余りにあたるおよそ11万7000件、
▽大阪会場では、7万件の予約枠のうち、7割余りにあたるおよそ5万600件が、
空いているということです。

今月28日以降は東京・大阪ともに2回目の接種を受ける人で予約がほぼ埋まっており、防衛省は政府の大規模接種センターでの接種を希望する高齢者は、早めに予約するよう呼びかけています。