参院本会議 国の元年度決算を承認 接待問題など警告決議も可決

令和元年度の国の決算は9日の参議院本会議で賛成多数で承認されました。一方、総務省幹部らの接待問題や、新型コロナウイルスの接触確認アプリの不具合が放置された問題を受け、政府に再発防止や適切な対応を求める警告決議も可決されました。

令和元年度決算は9日の参議院本会議で採決が行われ、自民・公明両党などの賛成多数で承認されました。

一方、これに併せて、国会が政府に警告を発する8項目の警告決議が全会一致で可決されました。

決議では総務省幹部らの一連の接待問題について、公務員倫理に反する行為で行政がゆがめられたという疑念を国民に抱かせたことは遺憾だと指摘するとともに、衛星放送関連会社「東北新社」の外資規制違反問題では重大なかしが看過されたとして、再発防止に万全を期すよう求めています。

また、新型コロナウイルスの接触確認アプリ「COCOA」の不具合が放置されていた問題や、東京電力柏崎刈羽原子力発電所で侵入者を検知する設備が壊れていた問題などについても重く受け止め、適切な対応をとるよう求めています。

決議を受けて、菅総理大臣は「指摘を受けたことは誠に遺憾だ。重く受け止めるべきものと考えており、決議の趣旨を十分に踏まえ、改善・指導していく」と述べました。