共同開発のアルツハイマー病治療薬承認“感無量” エーザイCEO

アメリカの製薬会社と共同開発した新薬がアルツハイマー病の治療薬として、アメリカのFDA=食品医薬品局から承認を受けた大手製薬メーカー「エーザイ」の内藤晴夫CEOは9日、オンラインで開いた説明会で「アルツハイマー病の原因に対する治療薬が承認され感無量の思いだ」としたうえで新薬の価格については、治療薬がもたらす価値を複合的に検討して考えたいとしました。

内藤CEOは報道機関や投資家を対象にしたオンラインの説明会の冒頭で「ようやくアルツハイマー病の原因に対する最初の治療薬が承認され、感無量の思いだ」と述べました。

そのうえで「アルツハイマー病は家族の介護負担が大きく、これらを評価することでこの新薬の複合的な価値の全体像が見えてくると思う」と述べ、新薬の価格については、治療薬がもたらす価値を複合的に検討していく考えを示しました。

さらに、内藤CEOは「保険会社や金融機関と協業し、低所得者層に対してはNGOとの連携など革新的モデルを検討していく」と述べ、新薬を必要とする人たちに届けられる仕組みを構築したいという考えも示しました。

また、将来的な業績への影響について内藤CEOは「新薬は圧倒的な売り上げを誇る治療薬となり収益に貢献するポテンシャルを持っている」と述べ、会社の収益をけん引する主力製品に成長する可能性があるという見方を示しました。