バイデン大統領が初の外国訪問へ 中国に対抗し結束の確認を

アメリカのバイデン大統領はG7サミット=主要7か国首脳会議に出席するため、9日、就任後初めての外国訪問となるイギリスに向けて出発します。

今回の訪問でバイデン大統領は、中国に対抗し、気候変動などの地球規模の課題に取り組むうえで、価値観を共有する国々との結束を確認したい考えです。

バイデン大統領はイギリス南西部のコーンウォールで今月11日から3日間の日程で行われるG7サミットに出席するため9日、首都ワシントンを出発します。

バイデン大統領にとっては就任後初めての外国訪問となり、サミットを終えたあとはベルギーを訪れてNATO=北大西洋条約機構やEU=ヨーロッパ連合の首脳会合に出席し、16日にはスイスでロシアのプーチン大統領との首脳会談に臨みます。

ここ数年G7はアメリカの姿勢による足並みの乱れが目立っていて、3年前(2018)には「アメリカ第一主義」を掲げたトランプ前大統領がサミットで採択された首脳宣言を「認められない」とし、そのよくとし(2019)には首脳宣言をとりまとめられないなど、異例の事態となっていました。

中国やロシアに対抗し、新型コロナウイルスや気候変動といった地球規模の課題に取り組むうえで、バイデン大統領は民主主義の価値観を共有する国との連携を重視しています。

一連の外国訪問では、トランプ前政権からの転換を印象づけ、同盟国や友好国との結束を確認したい考えです。