学生にカレー無料提供“希望失わず頑張って”埼玉大学

新型コロナウイルスの影響で、アルバイトの収入が減るなど生活状況が厳しい学生を支援しようと、さいたま市の埼玉大学でカレーライスを1か月間、無料で提供する取り組みが始まりました。

この取り組みは、アルバイトなどが思うようにできず、生活状況が厳しい学生を支援しようと、埼玉大学が、大学生活協同組合の協力を得て始めました。

8日は、大学内にある2つの食堂で、合わせて200食のカレーライスが、お昼時のピークを避け、午後1時から提供され、訪れた学生がおいしそうに食べていました。
カレーライスを食べた学生は「ボリュームがあって、助かります」とか「食事代を浮かせることができてうれしいです」などと話していました。
埼玉大学の坂井貴文学長は「苦労している学生たちをできるだけ支援したいと思っています。必ず状況は好転していくので、希望を失わず頑張ってほしい」と話していました。

この取り組みは来月9日まで、土日を除く平日に行われます。