大リーグ メディアのグラウンド取材 ワクチン接種者に解禁

大リーグは、新型コロナウイルスのワクチン接種を終えたメディア関係者にかぎって、1年3か月ぶりに試合前のグラウンドでの取材を解禁しました。

新型コロナの感染が拡大した昨シーズン以降、大リーグは、グラウンドやクラブハウスでの選手や監督、コーチへの対面での取材を禁止してきましたが、今シーズンに入って、全30球団のうち20球団で選手やスタッフの85%以上がワクチン接種を終えています。

そこで大リーグ機構と選手会は、去年3月以来1年3か月ぶりに、ワクチン接種を終えたメディア関係者にかぎって、試合前のグラウンドでの取材を解禁するよう各球団に通達し、7日から実施されました。

このうち、大谷翔平選手が所属するエンジェルスでは、試合開始のおよそ3時間前からグラウンドで取材できるようになり、早速、柵越しに選手やコーチに個別取材するメディアの姿も見られました。

エンジェルスは今月17日から本拠地での観客の入場制限が撤廃される予定で、ワクチンの接種が進むアメリカではスポーツが徐々に本来の姿を取り戻しつつあります。