ペルー大統領選挙 決選投票 得票率の差1ポイント切る大接戦に

南米ペルーで行われた大統領選挙の決選投票は開票作業が続いていて、開票率およそ96%の時点で、急進左派の候補とフジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏の得票率の差が、1ポイントを切る大接戦となっています。

南米ペルーの大統領選挙の決選投票は、日本時間の7日午前9時に投票が締め切られ、開票作業が続いています。

ペルーの選挙管理当局が日本時間の8日午後2時前に発表した途中経過によりますと、開票率はおよそ96%で、
▽急進左派とされるペドロ・カスティジョ氏の得票率が50.28%、
▽フジモリ元大統領の長女、ケイコ・フジモリ氏が49.71%で
得票率の差が1ポイントを切る大接戦となっています。

ペルーでは新型コロナウイルスに感染して亡くなった人が、人口10万人当たり500人以上と世界で最も多く、選挙では感染拡大の影響で大きく落ち込んだ経済と、崩壊の危機にある医療体制の立て直しなどが大きな争点となりました。

急進左派とされるペドロ・カスティジョ氏は、小学校の教師で教職員組合でも活動し、選挙戦ではエネルギー産業の国有化や新憲法制定の必要性などを訴えて貧困層や地方で支持を伸ばしてきました。

これに対してフジモリ氏は、「自由な経済と民主主義を守る」と主張し、経済界や富裕層を中心に支持を集めてきました。