銀行などの融資残高 5月の1か月平均 578兆円余 2か月連続で減

銀行と信用金庫が企業や個人に融資した残高は、先月の1か月間の平均で578兆円余りと、2か月連続で前の月に比べて減少しました。
企業の追加的な資金需要がいったん落ち着いていることが要因です。

日銀が発表した「貸出・預金動向」によりますと、銀行と信用金庫が企業や個人に融資した残高は、先月の1か月間の平均で578兆3662億円と、2か月連続で前の月に比べて減少しました。

水準としては引き続き高いものの、企業の追加的な資金需要がいったん落ち着いていることが要因です。

先行きについて、日銀は「融資の残高はゆるやかに減少していく見通しだが、企業の資金繰りに変化が生じないか、注意深く見ていきたい」としています。

一方、新型コロナウイルスの影響で企業の投資や個人の消費が抑えられていることなどで、企業や個人による預金は、先月の1か月間の平均で833兆4935億円と、3か月連続で過去最高を更新しました。