職場や大学などでのワクチン接種 きょうから申請受け付け 政府

職場や大学などでのワクチン接種について、政府は、8日から申請の受け付けを開始することにしており、接種の機会を広げることで、一層の加速化を図りたい考えです。

政府は、職場や大学などでの新型コロナウイルスのワクチン接種について、6月21日から始める方針で、8日から申請の受け付けを開始することにしています。

これを前に、政府は、総理大臣官邸のホームページに、職域接種の総合窓口を設け、モデルナのワクチンを使用することや、接種の担い手や会場は、自治体による高齢者への接種に影響を与えないよう、企業や大学で確保することなどを説明しています。

菅総理大臣は、7日の参議院決算委員会で「7月末までに高齢者への接種を終えるべく、加速化を推進し、6月中旬以降、職場や大学などでの接種を開始する。接種回数は日増しに増加していて、全力で接種に励んでいきたい」と述べました。

政府は、ワクチンを保管する冷凍設備を貸与するなど支援していく方針で、接種の機会を広げることで、一層の加速化を図りたい考えです。