聖火リレー きょうから秋田県 一部でコース短縮や観覧制限も

東京オリンピックの聖火リレーは8日から2日間、秋田県で行われます。新型コロナウイルス対策として一部でコースが短縮されたほか、沿道で観覧できない区間もあります。

東京オリンピックの聖火リレーは山形県から秋田県に引き継がれ、8日から2日間にわたって県内14市町村の合わせて171の区間をランナーが走ります。

初日の8日は、湯沢市の湯沢市役所で出発のセレモニーが行われた後、午前9時40分に最初のランナーがスタートします。

そして横手市、由利本荘市、美郷町、大仙市、仙北市をめぐり午後7時半すぎに初日最後のランナーが秋田市の「エリアなかいち」に到着します。

新型コロナウイルス対策として観客が密集するのを防ぐため、秋田市では秋田駅前周辺を通らないルートに短縮されたほか、大仙市では一部の沿道で観覧することはできません。

また、美郷町では観覧できるのは事前に応募した人と小中学生のみとなっています。

さらに各市町村の出発地点や到着地点などで行われるイベントは簡素化して行われるほか、事前に申し込んだ人しか入場できない会場もあります。

県の実行委員会やそれぞれの市町村では沿道で観覧する人に対し、マスクを着用したうえで密にならないように間隔を空けて見るなど感染防止対策を取るよう呼びかけています。