町営バスでピーマンを集荷 「貨客混載」実証実験 島根 川本町

ピーマンを新たな特産品にしようと島根県川本町で町営のバスを使ってピーマンを集荷する実証実験が行われました。

川本町では猿などの被害に遭いにくく高齢者などでも育てやすいとして、今年度からピーマンの栽培に取り組んでいます。

その一環として川本町はふだん町民が利用する町営バスを使い、収穫したピーマンを集荷する「貨客混載」事業に取り組むことにしています。

事業開始を前に行われた実証実験では町内2か所のバス停でピーマンを集荷していき、このうち石見三原のバス停では、到着したバスに生産者がピーマンの入った段ボールを積み込んでいました。

川本町によりますと、生産者の中には高齢で車の運転に不安があったり免許を返納したりする人もいて、収穫した農作物を出荷場まで運ぶのが難しいといった声も出ているということです。

80代の生産者の女性は「距離が近くなる分便利です。もっと高齢になると車の運転も大変になるので助かります」と話していました。

川本町産業振興課の竹下征二課長補佐は「手応えもある一方で積み込みに時間がかかるなどの課題も見つかったので、今月中に課題を解決させ、来月には運行を始められるよう検討していきたい」と話していました。