次世代通信規格開発でフィンランドと連携へ 日本の産学官組織

6Gやビヨンド5Gなどと呼ばれる次世代の通信規格の開発を加速させようと、日本の産学官の組織がフィンランドの先進プロジェクトと連携することになりました。

5Gの次の世代となる通信規格は2030年ごろの実用化を見据えた開発競争が各国で激しくなっていて、日本では去年、産学官の組織「Beyond5G推進コンソーシアム」が発足しました。

関係者によりますと、この産学官の組織が今後、開発を加速させるため、フィンランドの先進的な開発プロジェクトと連携することになり、近く覚書を交わすことになりました。

フィンランドのプロジェクトは現地の大学が主導して6Gに必要な技術の開発などを進めていて、基地局のシェアで世界有数の通信大手ノキアも協力メンバーに加わっています。

日本としては6Gの研究でリードしているフィンランドとの連携を通じて技術力のある人材の交流を図るほか、企業どうしの共同研究も目指し、技術水準の底上げを図りたい考えです。

今の高速大容量の通信規格5Gではアメリカや北欧、中国の存在感が大きくなっていますが、次の世代の通信規格で日本が開発競争や実用化で世界をリードできるかが課題となります。