福岡市 保育園職員を対象 コロナワクチン優先接種始まる

福岡市で7日夜、保育園の職員を対象にした新型コロナウイルスのワクチンの優先接種が始まりました。

福岡市は、優先接種の対象としている介護従事者に続いて、保育士など保育園の職員およそ8500人への接種を7日から始めました。

会場には、開始時刻の午後7時前から保育園の職員が次々と訪れ、医師による予診のあと、ワクチンの接種を受けていました。

福岡市の優先接種は、高齢者への集団接種が終わったあとの夜間の時間帯を使って行われています。

接種を受けた保育士の女性は「仕事が終わってから来ました。夜間帯の接種は時間に余裕もあり、ありがたいです」と話していました。

また別の保育士の女性は「私たちが感染すると子どもたちを預かることができなくなって、保護者の生活にも影響が出るので、早く接種できるのはありがたいです」と話していました。

福岡市では、今月18日から幼稚園の職員に、21日からは新たに集団接種会場として開設する博多港の中央ふ頭クルーズセンターで小中学校の教職員などに優先接種を行うことにしています。