秋元司衆院議員 まもなく保釈へ 検察の抗告退ける 東京高裁

IR=統合型リゾート施設の事業をめぐる収賄の罪と証人買収の罪に問われ無罪を主張している秋元司衆議院議員について、東京高等裁判所は保釈に反対する検察の抗告を退け改めて保釈を認める決定をしました。秋元議員はまもなく保釈される見通しです。

IRを担当する内閣府の副大臣だった衆議院議員の秋元司被告(49)は
▽中国企業などから賄賂を受け取ったとして収賄の罪と
▽贈賄側にうその証言を依頼し現金を渡そうとしたとして証人買収の罪に問われ
無罪を主張しています。

弁護士が保釈を求めていましたが東京地方裁判所は7日、保釈を認める決定をし、秋元議員は保釈金8000万円全額を納めました。

検察が保釈決定を不服として抗告しましたが東京高等裁判所はこれを退けて改めて保釈を認め、秋元議員はまもなく東京拘置所から保釈される見通しです。

秋元議員はおととし12月に収賄の疑いで逮捕され、起訴された後の去年2月に保釈金3000万円を納めていったん保釈されました。

しかし、去年8月に証人買収の疑いで再び逮捕されて保釈を取り消され、その後、9か月余り勾留が続いていました。

裁判所はこれまでに証人尋問の大半が終わり証拠隠滅のおそれが低下したと判断し、保釈を認めたとみられます。

秋元議員は今月1日から始まった被告人質問で、贈賄側と面会した記憶はなく現金は受け取っていないなどと無罪を主張していて、今月10日からは検察側からの質問が予定されています。