東京五輪・パラに向け 競技会場などに設置 監視システムの訓練

東京オリンピック・パラリンピックに向けて大会組織委員会は、警備のために競技会場などに設置した監視システムの訓練を行いました。

東京大会は各競技会場が離れているため、選手村なども合わせた48会場に、それぞれ「会場警備本部」を設けたうえで、会場周りや観客席にカメラおよそ8000台、感知器2500式を設置するなど、大規模な監視システムを敷く予定です。

7日は都内で、このシステムの訓練が行われました。

訓練は、不審者が競技会場を囲むフェンスを越えて侵入してきた想定で行われ、フェンスに設置した感知器が作動したことが警備本部に見立てた部屋のモニターに表示されると、担当者が近くのカメラで不審者の姿を確認しました。

そして、警備員に無線で現場に行くことを指示したうえで、警備本部の責任者が警察への応援要請も行い、速やかに不審者を確保しました。

組織委員会は、この監視システムの訓練をおととしから行っているということで、本番では、およそ10人が24時間体制で運用にあたる計画です。

組織委員会の岩下剛警備局長は「このような科学技術を使った警備は過去にも例がない。すべて計画は順調に進んでいるので、本番では抜かりなく、しっかりとした警備体制が確保できると思う」と話しました。