神奈川県は7日、87人が新型コロナウイルスの変異ウイルスに
感染していることが確認されたと発表しました。
県によりますと、新たに変異ウイルスへの感染が確認されたのは、
10歳未満から80代の男女87人で、いずれも先月中旬から今月上旬にかけて新型コロナウイルスへの感染が確認された人たちです。
このうち5人は、インドで報告されている「L452R」の変異があるウイルスに感染したか、感染した疑いがあることが確認されました。
5人のうち1人は、今月4日に発表された県の宿泊療養施設で死亡した60代の女性で、この女性も「L452R」の変異があるウイルスの感染者だったことがわかりました。
さらに5人のうち2人は、患者の宿泊療養施設として県が用意したホテルで業務にあたっていた県職員とスタッフだということです。
この2人を含め、このホテルでは7日までに看護師や県職員など合わせて9人からインドで報告されている変異があるウイルスが検出されています。
また、7日発表された87人のうち47人は、「N501Y」の変異があるウイルスに感染した疑いがあるということです。
神奈川県内で、変異ウイルスに感染したと確認された人は、合わせて3563人になりました。
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神奈川県 コロナ 3人死亡 173人感染確認 2日連続 前の週上回る
神奈川県内では7日、合わせて173人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと、発表されました。
県内で1日に発表される感染者の数は5日続けて200人を超える日が続きましたが、7日は再び100人台となりました。
1週間前の月曜日と比べると34人多くなっていて、1週間前の同じ曜日との比較では、6日に続いて2日連続で前の週を上回りました。
また、80代と100歳代のいずれも女性、合わせて3人の死亡が発表されました。
NHKのまとめでは、県内で発表された感染者は、これで6万2987人となり、このうち913人が死亡しています。