職場や大学などでのワクチン接種 あすから申請受け付け開始

職場や大学などでのワクチン接種について、加藤官房長官は8日から申請の受け付けを開始するとして、申請から接種までの流れを記載した資料について7日中に総理大臣官邸と厚生労働省のホームページに掲載することを明らかにしました。

政府は、職場や大学などでの新型コロナウイルスのワクチン接種について今月21日から始める方針を示しています。

加藤官房長官は7日午後の記者会見で、8日から企業や大学などからの申請の受け付けを開始するとして、申請から接種までの流れを記載した資料について7日中に総理大臣官邸と厚生労働省のホームページに掲載することを明らかにしました。

そのうえで「各省庁などに相談窓口を設置しており、業界、業種ごとに所管省庁で相談を受けることにしており窓口の一覧もホームページで公表する。希望する国民に安全で有効なワクチンをお届けできるよう引き続き各自治体とも連携しつつ、全力で取り組んでいく」と述べました。

経団連 十倉会長「企業は意欲あり前向き」

職場などでのワクチン接種に向けて、経団連は今月4日に会員企業向けの説明会を開いています。

これについて、経団連の十倉会長は7日の定例会見で「ほぼすべての会員企業が参加し、皆さん非常に意欲があり、やろうということで前向きになっている」と述べました。

そのうえで「日本全体でワクチン接種を一気かせいに進めようという機運が加速している。接種に向けての個々の要望はすでに政府に伝えているので、迅速に対応してほしい」と述べました。