沖縄 那覇の民間PCR検査センター 朝から行列

新型コロナウイルスの感染拡大が続き、緊急事態宣言が出ている沖縄県那覇市では、民間のPCR検査センターで検査を受ける人が相次いでいます。

那覇市松山にある民間のPCR検査センターでは、きょう7日午前9時の受け付け開始時間前に、およそ30人ほどが列を作っていました。

訪れた人は、その場で唾液を採取し、およそ5分ほどで検査を済ませていました。

この検査センターでは早い場合、検査を受けたその日のうちに結果が判明するということで、この日も防護服を着た職員たちが作業にあたっていました。

検査センターによりますと、ことし2月に開設された当初、1日の検査件数は10件ほどでしたが、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言が出されたことを契機にニーズが高まり、現在の1日の検査件数は2000件に上っているということです。

「沖縄PCR検査センター」の浦江万太郎チーフマネージャーは「かつては、検査は気軽に受けるようなものではないという印象が県民にも強くあったようですが、今では気軽に検査を受ける人が増えたと思います。安心して生活できるよう、たくさんの方に受けていただきたいです」と話していました。