全日本大学野球選手権 きょう2年ぶりに開幕

去年、新型コロナウイルスの影響で中止となった大学野球の日本一を決める全日本大学野球選手権が7日、都内で開幕しました。

ことしで70回目となる全日本大学野球選手権は去年、新型コロナウイルスの影響で、昭和27年に始まってから初めて中止となり2年ぶりの開催です。

大会にはこの春のリーグ戦などを勝ち抜いた全国の27チームが参加し、7日は神宮球場で開幕カードの2チームによる開会式が行われました。

この中で4年ぶり5回目出場の石巻専修大のキャプテン、門脇瑠太選手は「ことしで東日本大震災から10年がたちます。コロナ禍で不安な日々を過ごしている方々や復興に向けて頑張っている方々に対し、私たちができることは野球を通して勇気と笑顔を届けることです。その気持ちを忘れず、最後の1球まで執念を持ってプレーすることを誓います」と力強く宣誓しました。

このあと石巻専修大と3年ぶり7回目出場の天理大の試合が行われ、天理大は左腕のエース・井奥勘太投手が8回無失点、7個の三振を奪う好投を見せ7対0で8回コールド勝ちしました。

天理大は学内でクラスターが発生したことを受けて、リーグ戦12試合中3試合の出場を辞退しましたが、残り9試合を全勝するなどして大会出場を決めました。

井奥投手は「不戦勝や練習ができなくなったときも、全日本で日本一になるという目標に向かってやってきました。まずはほっとしていますが、エースとしていいピッチングをしていきたい」と話していました。

大会は神宮球場と東京ドームで行われ、順調に進めば、今月13日に神宮球場で決勝が行われます。