医療体制ひっ迫の沖縄 岩手から石垣島に医師ら派遣

沖縄県の医療体制のひっ迫を受け、岩手県から医師や看護師が派遣されることになり、石垣市の県立八重山病院には7日から医師1人が現場の支援に入りました。

7日から県立八重山病院に派遣されたのは、岩手県立中央病院の坂本和太医師で、取材に対し「コロナの患者さんの診療はもちろん、負担のしわ寄せが来ている一般診療のバックアップや、疲弊している先生方が少しでも帰宅時間を早められるようなことなど、なんでもお手伝いさせていただくつもりです」と話していました。

坂本医師を出迎えた八重山病院の上原真人医師は「われわれは今、マンパワーが不足しているので、とても感謝しています。期間限定ではありますが、共にコロナに対応していきたいです」と話しました。

岩手県は沖縄県の要請を受けて、医師1人と看護師4人を新型コロナ対応の支援のために派遣することにしていて、坂本医師は今月20日まで応援に入る予定です。