柔道 世界選手権 女子48キロ級 角田夏実が初の金メダル

柔道の世界選手権が6日ハンガリーで開幕し、女子48キロ級では、角田夏実選手が古賀若菜選手との日本選手どうしの決勝を制して、初めての金メダルを獲得しました。

柔道の世界選手権は東京オリンピックの1年延期によって、東京大会の開幕まで1か月前余りの異例の時期にハンガリーのブタペストで開催されました。

日本の代表内定選手は出場せず、若手選手などが臨んでいます。

大会初日の6日は、男女合わせて2つの階級が行われ女子48キロ級では、2017年の世界選手権の52キロ級で銀メダルを獲得した角田選手が階級を変更して出場し初戦から3試合をいずれも得意の寝技の「腕ひしぎ十字固め」で一本勝ちしました。

準決勝は世界ランキング1位、コソボのクラスニチ選手にともえ投げで技あり2つを奪って「合わせ技一本」で勝ちました。

一方、大学2年生で19歳の古賀選手は初出場となる世界選手権で、1回戦から5試合を寝技や得意の大外刈りで勝ち、決勝に進みました。

日本選手どうしの対戦となった決勝は、角田選手が序盤から攻めてともえ投げで技ありを奪いました。

その後も角田選手が背負い投げなどで攻め続け、残り1分を切ったところで、再び技ありを奪いました。

角田選手は「合わせ技一本」で勝ち、世界選手権で初めての金メダルを獲得しました。

一方、男子60キロ級は、おととし(19年)の世界選手権で銅メダルを獲得した永山竜樹選手が3回戦で敗退したほか、ことし3月に亡くなった古賀稔彦さんの次男で初出場の古賀玄暉選手が初戦の2回戦で敗れました。

角田「研究したほうが勝つ」

女子48キロ級で初めての金メダルを獲得した角田夏実選手は「2017年の世界選手権の52キロ級で優勝を逃しているので、この階級で優勝できたよかった」と笑顔で話しました。

日本選手どうしの対決となった決勝については「不安があったが、相手のいい部分を出させないように研究した。研究したほうが勝つ」と話していました。