ワクチン大規模接種 大阪会場きょうから京都・兵庫も対象に

政府が東京と大阪に設置した新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターは、7日から大阪の会場で大阪、京都、兵庫の2府1県に対象地域を広げて接種が行われます。また、7日からは東京・大阪ともに今月14日から27日までの2週間分の予約の受け付けが始まることになっています。

東京と大阪に設置された政府の大規模接種センターは、7日で開設から2週間となります。

両会場を合わせて1日に最大1万5000人に接種できる体制で接種が進められていて東京の会場では当初の予定を1週間前倒しし、先週から対象地域が東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県に広がりました。

一方、大阪の会場はこれまで大阪府全域が対象でしたが7日から大阪、京都、兵庫の2府1県に拡大されます。

これで、東京・大阪ともに予定しているすべてのエリアが対象になります。

また、現在は高齢者のみとなっている接種の対象者について、防衛省は今後、基礎疾患がある人や高齢者施設で働く職員などにも拡大する方針ですが、いつから対象に含めるかは現時点では決まっていないということです。

一方、接種の予約は、これまでは翌週の1週間分を対象にしていましたが、7日からは今月14日から27日までの2週間分の予約を受け付けます。

受け付け開始は東京会場は午前11時ごろ、大阪会場は午後1時ごろの予定でいずれもインターネットでのみ受け付けられます。

防衛省は、今月28日以降は東京・大阪ともに2回目の接種を受ける人で予約がほぼ埋まっており、1回目の接種の予約枠は非常に少ないとしています。

このため、まだ、ワクチンの接種を受けておらず政府の大規模接種センターでの接種を希望する高齢者は、早めに予約するよう呼びかけています。