ワクチン 高齢者向け大規模接種会場で職員らがリハーサル 大阪

大阪市が設置する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場で、7日から接種が始まるのを前に、職員らが参加してリハーサルが行われました。

大阪 住之江区の国際展示場「インテックス大阪」では大阪市が7日から高齢者向けの大規模接種を始めることにしています。

6日は市の職員や会場の運営スタッフなどおよそ170人が参加して本番を想定したリハーサルが行われました。

職員らは受け付けや問診、その後の接種といった一連の手順や、接種を受ける人たちが移動する動線を一つ一つ確認していました。
会場には松井市長も視察に訪れ、職員たちを前に「1日も早くコロナ以前の社会を取り戻すためにも、総力を挙げてワクチン接種に取り組む」と訓示していました。

この会場では25のブースが設けられ、1日におよそ3500人の接種を行うことができ、市では梅田や難波など主要な駅から無料のシャトルバスを運行することにしています。

視察を終えた松井市長は「歯科医師など多くの協力があって心強い。高齢者には安心して申し込んでほしい」と話していました。