将棋 藤井二冠 初のタイトル防衛戦 「棋聖戦」初戦勝利

将棋の藤井聡太二冠が渡辺明三冠の挑戦を受ける「棋聖戦」の五番勝負は、藤井二冠が6日の初戦を白星で飾り、初のタイトル防衛に向けて好スタートを切りました。

藤井聡太二冠(18)は、去年、八大タイトルのうち「棋聖」と「王位」を立て続けに獲得して史上最年少で「二冠」を達成し、このうち初めての防衛戦となる「棋聖戦」の五番勝負が6日開幕しました。

相手は、去年の同じ舞台でタイトル初挑戦の藤井二冠に1勝3敗で敗れてタイトルを奪われた渡辺明三冠(37)で、今回は立場を入れ替えての再戦となりました。
千葉県木更津市のホテルで午前9時に始まった第1局は、互いに積極的に攻める激しい展開となりましたが、後手の藤井二冠が冷静な指し回しで次第に優位に立ち、午後6時24分、90手までで渡辺三冠を投了に追い込みました。
初戦を白星で飾った藤井二冠は、対局後「防衛戦だと意識せずに昨年と同じように臨みたいと思っていましたが、きょうは自然な気持ちで指すことができたのかなと思います」と振り返ったうえで、2局目以降に向けて「しっかりいい内容にできるように準備していきたい」と述べました。
敗れた渡辺三冠は「長考したところで間違えてしまったところがあったようで、一気にだめになってしまったのは残念でした。もうちょっといい内容の将棋を指せるようにしないといけないと思います」と話していました。
「棋聖戦」の五番勝負は来月29日までに残る4局が行われ、藤井二冠はあと2勝すれば、初のタイトル防衛を果たすことになります。