岸防衛相 大阪のワクチン大規模接種センターを視察

岸防衛大臣は5日、緊急事態宣言が続く大阪にあるワクチンの大規模接種センターを視察しました。

先月下旬に設けられた東京と大阪の大規模接種センターは、自衛隊が運営していて、3日までにおよそ12万8000人の高齢者が接種を受けていてます。

岸防衛大臣は5日、大阪の会場を視察し、接種までの一連の流れについて説明を聞き、緊急事態宣言が続く中で、業務にあたる自衛隊員や民間のスタッフをねぎらいました。

大阪会場の接種は現在大阪府内の高齢者が対象で、来週7日からは、京都、兵庫も加えた2府1県に広がることになっています。

視察のあと岸大臣は「自衛隊の組織力を十分に発揮して円滑に接種を進めていることを確認できた。引き続き安全かつ効率的に1人でも多くの人に一日でも早く接種できるよう全力で取り組みたい」と述べました。

また、大規模接種会場を設ける自治体の視察も受け入れるなど、ワクチン接種を加速するため自治体の支援にも取り組む考えを示しました。