「サハリン日本人会」が総会 高齢化進み活動の継続が課題

かつての樺太、今のサハリンから帰国できず現地に残った日本人でつくる「サハリン日本人会」の総会が開かれ、高齢化が進む中今後どう活動を続けていくかが課題になっています。

サハリンには戦後の混乱の中、さまざまな理由で帰国できずに現地に残った日本人がおよそ30人暮らしていて、5日は、本人やその家族でつくる「サハリン日本人会」の総会が2年ぶりに開かれました。

総会では新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、去年は日本に一時帰国する事業などの活動をすべて中止したことや、高齢化が進みこの2年で13人の会員が亡くなったことが報告されました。
また、10年余りにわたって会長を務めてきた白畑正義さんが病気を理由に退任し、新しい会長が選出されました。

白畑さんは「年配の人たちが亡くなり、会員数が減っていることが今の課題です。今後どのように続くのかわかりません。難しいです」と話しています。

「サハリン日本人会」では日本への一時帰国のほか、日本語や日本文化に触れる機会をもうけるなどしてきましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で活動再開の見通しは立っておらず、高齢化が進む中でどう活動を続けていくかが課題になっています。