沖縄 “人流抑制”で大規模商業施設の土日の休業要請始まる

緊急事態宣言が続く中、沖縄県は5日から大規模な商業施設に対し、生活必需品の売り場を除いて土日の休業を要請し、那覇市のデパートも一部の店舗で休業を始めました。

沖縄県は人の流れを抑える取り組みを強化するため、床面積が1000平方メートルを超える大規模な商業施設に対し、生活必需品の売り場を除いて5日から土日の休業を要請しています。

要請を受けて、那覇市にある「デパートリウボウ」では宝飾店など一部の店舗で休業が始まりました。

営業を継続している食料品売り場でも訪れる人の姿はまばらで、デパートの担当者はふだんより客の数が少ないと話していました。

那覇市内に住む80歳の女性は「人が多くない早い時間に買い物にきてすぐに帰るようにしている。県はなぜ5月の連休中に対策を厳しくしなかったのかと思う」と話していました。

デパートリウボウの高岡義泰店長は、「ガイドラインや県の指導に従って安全安心な売り場を前提に粛々と営業している。お客様のライフスタイルにあわせて利用してもらいたい」と話していました。