新宿御苑 緊急事態宣言受けた臨時閉園から再開

緊急事態宣言を受けて臨時閉園していた東京 新宿区の新宿御苑は、入園できる人数を制限するなどの感染防止策をとったうえで再開し、週末の5日は家族連れなどが訪れています。

新宿御苑は緊急事態宣言を受けてことし4月25日から閉園していましたが、4日から再開しています。

再開後、初めての週末となった5日は、家族連れなどが訪れて見頃を迎えたあじさいの写真を撮ったり、散策したりして楽しんでいました。

新宿御苑では感染防止策として今月20日までは1時間あたりに新たに入園できる人数を2000人までに限るほか、閉園時刻を通常の午後6時から午後4時半に早めます。

また、利用者にはマスクの着用を徹底し、ランニングはしないこと、それに園内で飲食する場合は同居している家族どうし、または4人以下とし、飲酒はしないよう呼びかけています。

夫婦で訪れた70代の男性は「あじさいがきれいだと聞いたので、散策しようと久しぶりに外出しました。自粛が続きますが足腰が衰えないように歩きたいです」と話していました。

また、子どもを連れて訪れた30代の男性は「年間パスポートを持っているので、再開を楽しみにしていました。ここなら密を避けられるので開園してもらえるとうれしいです」と話していました。

新宿御苑管理事務所の飛島雄史総括調整官は、「感染防止策をきちんととったうえで、青々とした芝生でくつろぐなど楽しんでほしいです」と話していました。