沖縄県 “医療崩壊が起こる危機的状況” 外出自粛徹底呼びかけ

沖縄の県立病院を所管する県病院事業局は、新型コロナウイルスの急速な感染拡大でこのままでは医療崩壊が起こる危機的な状況だとして、県民に外出自粛の徹底を呼びかけました。

沖縄県内に6つある県立病院は、新型コロナウイルスの重点医療機関として感染者の対応に当たっていますが、病床のひっ迫で外来診療や入院患者の受け入れを制限するなどの対応を余儀なくされています。

県立病院を所管する県病院事業局の我那覇仁局長は4日夕方、緊急の記者会見を開き「このまま感染増加が進めば医療崩壊が起こる危機的な状況にある。これを乗り越えるには、感染拡大を抑制することが最も大切だ」と述べました。

そのうえで県民に、外出自粛の徹底、接触機会の削減、そして、不要不急の救急受診を控えるよう呼びかけました。

また、深刻な看護師不足を改善するため、資格はあるものの医療から遠ざかっている「潜在看護師」に協力を呼びかけました。

県病院事業局によりますと、4日現在、県立病院に入院している新型コロナウイルスの患者は186人で、2週間前のおよそ2倍に増え、6つの県立病院全体で8病棟、282床の一般病床を閉鎖して患者を受け入れているということです。